拡大

コロナ禍を乗り越え、
ティーケーピー本格始動。
新たな成長曲線に
是非ご期待ください

株主の皆様には、日頃より当社の活動にご理解とご支援をいただき、厚く御礼申しあげます。

 当社は企業向けの空間シェアリングビジネスの先駆けとして、2005年の創業以来、貸会議室や宿泊施設、レンタルオフィス、その他周辺サービスを展開することにより、事業規模やネットワークを拡大し、新たな空間活用ビジネス市場を創出してまいりました。

 2020年より新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける一方で、2023年2月期は入国制限の大幅な緩和や全国旅行支援の実施等、行動制限の緩和が大きく進み、当社事業の需要においても堅調な回復基調が続きました。2023年2月期 連結営業損益は、3,575百万円と、前期の△883万円から大幅な増益となり、特に、貸会議室・宿泊事業の営業利益はコロナ禍におけるコスト構造改革が寄与し、前期比4倍となりました。
 そのような中、今年度は2019年に完全子会社化した日本リージャス及び台湾リージャスを売却する決断をいたしました。買収当初は予想だにしなかった新型コロナの感染拡大により世界経済及び当社グループの事業環境が大きく変化する中、中長期的な当社グループの企業価値向上のために何を優先するべきかを検討した結果、創業時のビジネスモデルに回帰し、既存事業の事業拡大・付加価値向上、また、遊休資産の収益化を図る「再生」をテーマとした新規事業に経営資源を投下することといたしました。アフターコロナに向け経済が動く中、当社においても物件の仕入れ(新規契約)やサービス開発を積極化しています。
 長いコロナ禍を共に乗り越えていただいた株主の皆様には心より厚く御礼申し上げます。2024年2月期より、コロナ禍を経て、より一層ビジネスモデルが強化された当社グループの新たな成長曲線をお示しできるよう、尽力してまいりますので引き続きご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。


株式会社ティーケーピー